韓国、不公正な鉄鋼輸入への対応

韓国の貿易監視機関である貿易委員会 (KTC) は、中国から輸入される冷延鋼板製品に対し、アンチダンピング関税を課す暫定的な決定を下しました。この措置は、不当に安い輸入製品によって国内の鉄鋼産業が受ける損害を防ぐことを目的としています。

アンチダンピング関税とは?

アンチダンピング関税とは、公正な市場価格よりも低く設定された輸入商品に対して政府が課す保護関税のことです。これにより、外国企業が安価な商品で市場を席巻し、国内の競合他社を追い出すことを防ぎます。

暫定決定の詳細

KTCは、経済財政省に対し、以下の中国製輸入製品に 22.34% から 33.67% の関税を適用するよう要請します:

  • 冷延炭素鋼
  • 亜鉛または亜鉛合金メッキ合金鋼製品

これらの素材は、建設資材、自動車部品、家電製品、および様々な金属製品の製造に広く使用されています。

今後のスケジュールと手順

今回の決定は、昨年11月に韓国企業から申し立てがあったことを受けたものです。KTCは現在、詳細な調査を行っており、最終判定は 9月までに出される予定です。

また、委員会は中国および台湾から輸入される水酸化ナトリウム固体製品のダンピング疑惑についても調査を開始しており、不公正な貿易慣行への監視を強化する姿勢を示しています。